水のかたち 上下 宮本 輝/著

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水のかたち 上下 宮本 輝/著


50歳を越えて見つかる、新たな人生の道しるべ
「石に一滴一滴と喰い込む水の、遅い静かな力を持たねばなりません」──偶然の出会いを契機に、50歳の主婦・志乃子は、思いがけずドラマティックに人生を再発見する。生の希望に満ちた傑作長編。

東京の下町で暮らす平凡な主婦、能勢志乃子。50歳の誕生日に、近所の古い喫茶店で、年代ものの文机と茶碗と手文庫を貰い受ける。後日、その茶碗の驚くべき価値が判明して、志乃子は骨董の世界に足を踏み入れていく。


志乃子が貰い受けた手文庫には、小さな手縫いのリュックサックと、1946年に北朝鮮から決死の逃避行を試みて、三十八度線を越えて帰国した家族の手記が入っていた。命を賭けて困難に立ち向かう人々の歴史。数奇な運命が連環し、志乃子は持ち主を探しはじめる…。ひたむきに生きる人々の喜び、哀しみ、怒り、そして祈り―善き人たちのつながりに舞い降りる、幸福と幸運の連鎖。


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